再生療法



再生療法とは?

いったん歯を失ってしまうと、入れ歯や差し歯などの処置を行う必要がありますが、歯周組織が破壊されて、炎症が歯肉の奥まで進行している状態であっても、まだ歯の抜けていない状態であれば組織を再生することによって回復することができます。ここでは歯周組織の回復させる再生療法について紹介していきたいと思います。

歯周組織の回復には、「エムドゲインゲル」という 歯周再生誘導剤を使用します。このエムドゲインゲルは現在世界28カ国で使用されている誘導剤で、歯周組織を強固な付着機能をもつものへと再生させる働きがあります。このエムドゲインゲルの主成分は幼若ブタの歯胚から抽出したエムドゲインというタンパク質で、歯が生えるときに重要な役割を果たすタンパク質です。歯科外科手術の際にエムドゲインゲルを患部に塗布することによって歯の発生過程のような環境をつくり、歯周組織を再生していきます。このエムドゲインゲルを使用した歯周再生手術は、まず歯周の隙間(ポケット)の深さを測定します。その後歯肉を切断して剥がしていきます。歯の根表面などの清掃を行いエムドゲインゲルを塗布します。最後に縫い合わせて手術が終了します。この後、エムドゲインを塗布した箇所で歯周組織が再生していくのです。

歯を磨くことによって歯垢を除去するという事が、歯周病の予防法であり治療法である事は既に述べましたが、沈黙の病気である歯周病は気付かないことが多く、かなり進行した状態になったはじめて気付くということが少なくありません。そのような場合には、この再生治療は非常に有効な治療法なのです。



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