治療



歯周病の治療

ここでは歯周病の基本的な治療方法について紹介していきたいと思います。

歯周病の治療で一番大切だとされているのは歯磨きです。歯周病を早期発見することができれば、歯磨きだけで治療することもできます。歯周病の治療というと歯を抜いたり、削ったりするようなイメージがあると思いますが、これは大きな誤解です。歯磨きだけで治療できるの?と思われるかもしれませんが、治療のための歯磨きは、普段行っている歯磨きとは違って、入念なブラッシングが必要となっています。歯肉炎の場合であれば、歯についている歯垢を取り除く作業だけですから、比較的短い期間で完治させることができます。早い人で2週間、長くても1ヶ月毎日歯磨き治療を行えば歯肉炎を治療することができます。歯周炎の場合では歯石を取り除かなければなりません。これにはスケーラーという鎌のような道具を使います。いったん歯石を取ってしまえば、あとは毎日入念なブラッシングをすることで治すことができます。軽い歯周炎の場合は、だいたい3ヵ月から5ヶ月の間で治療することができます。

歯周病の治療でよく用いられるのがスケーリングと呼ばれる治療法です。このスケーリングというのは肉眼で見える歯石と、ポケットの中にある表面に出ない歯石を削り取ることを言います。スケーリングを行ったあとは歯の面がザラザラになっています。そのザラザラになった歯の面を平らにする作業が必要となってきますが、この治療をルートプレーニングといいます。歯科医師が行う歯周病の基本治療はこのスケーリングとルートプレーニングの二つです。この歯石除去の治療を行った直後には歯がしみたり、歯がぐらついたりしますが、ブラッシングをしっかりしていれば徐々に正常な状態へともどってきます。

スケーリングとルートプレーニングが終了すると、その後一ヶ月ほど経過を待ちます。一ヵ月後に再度歯肉の状態を検査します。この検査を「再検査」といいます。この再検査の際に歯の組織がどの程度改善されているかを見ます。その状態によっては、歯科医師がもう一度ブラッシングの指導をしたりその後の処置をおこなったりします。

以上が歯周病の基本的な治療方法です。歯科医師による治療の技術も進歩してきていますが、やはり一番大切なのは自分で行う毎日の歯磨きだということを忘れてはいけません。皆さんも自分の歯をいつまでも大切に使うようにするために、欠かさずブラッシングを行いましょう。



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