歯周病の種類



歯周病はいくつかに分類されます。

歯周病には様々な種類があります。ここでは歯周病の種類について紹介していきたいと思います。

歯周病は大きく二つに分けられます。一つは、歯垢や歯石に含まれる細菌の増殖によって歯肉が腫れて出血などの症状がある歯肉炎です。もう一つは同じく細菌に侵された後に、その細菌が歯の根まで到達して周りの骨を溶かし、歯そのものを抜いてしまう歯周炎です。この二つはさらにいくつかのタイプに分類されますが、異なる症状を示す理由としては、感染する歯周病菌のタイプが違うからだといわれています。

【歯肉炎】
これは先ほど紹介したとおり、歯にたまる食べ物のカスなどから細菌が増殖して、そのために歯肉が腫れて炎症を起こす状態です。この歯肉炎には、妊娠中に起こる「妊娠性歯肉炎」や高血圧の治療薬などを使用している場合に見られる「薬物性歯肉炎」などがあります。

【成人性歯周炎】
この歯周炎は30代から始まりますが、その症状は比較的ゆっくりと進行していきます。最終的には歯肉が腫れ、歯がぐらついて抜けてしまうといった典型的な歯周炎の症状が現れます。この成人性歯周炎は歯周炎の中でももっとも多いタイプですが、早期発見により適切な治療を行えば、回復することができます。

【早期発症型歯周炎】
この歯周炎は成人性歯周炎とは異なり、若年層など比較的早い段階で発症し、発症後はその症状が急速に進行していきます。早期発症型歯周炎は、さらに何種類かに分けられます。

【思春期前歯周炎】
早期発症型歯周炎の一種で、女性に多くみられます。思春期前歯周炎には2週類あり、その一つは広汎型と呼ばれ、乳歯が生えた直後に発症し、永久歯を支える組織を広範囲にわたって破壊するために多くの歯が抜けていくもので、もう一つは限局型と呼ばれるもので、乳歯の一部分だけで発症し、ゆっくり組織を破壊していくものです。

【若年性歯周炎】
早期発症型歯周炎の一種で、白血球の機能を低下させる特殊な細菌が感染することによって発症します。これも広範囲にわたって症状が現れる広汎型と、前歯だけに症状が現れるなど、一部分だけに症状が現れる限局型があります。10歳代からだいたい25歳までのあいだに発症します。

【急速進行性歯周炎】
早期発症型歯周炎の一種で、歯周炎の中でも最も進行が早いものです。主に20代前半から35歳ぐらいまでのあいだに起こります。

【難治性歯周炎】
発症した場合は歯周治療をいくら行ってもすぐに再発し、なかなか治療できない歯周炎を難治性歯周炎と呼んでいます。



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